CTA(シーティーエー)とは、
Call to Action (コール トゥ アクション)
一般的に「行動喚起」と訳されます。
「ユーザーに行動を起こさせる」ということです。
CTAはWebページでユーザーに1番やってほしい行動(コンバージョン)にユーザーを導くための要素です。
通販サイトは「購入」
コミュニティサイトは「会員登録」
保険会社のWebサイトは「資料請求」
求人サイトは「応募」
など、Webサイトの目的によって様々なコンバージョンがあります。
コンバージョン率アップに欠かせないCTAボタン改善の基礎知識をご紹介します。
目次
CTAの色や大きさを変えてユーザーの注意を引く
基本的なCTA改善策です。他の要素よりもユーザーの目につくことが重要です。
押せることがわかるCTAボタンに
CTAボタンは押してもらうことが目的です。
押せることに気づかないとコンバージョンにつながりません。
特にスマートフォンサイトはマウスオーバーで切り替わる動きがないので、タップできることが見てわかるようにしなければいけません。
押せることがわかるボタンの制作はWebデザイナーの腕の見せどころです。
- 立体的にする
- シャドウを付ける
- アイコンや矢印を付ける
ボタンを押したらどうなるのかユーザーにわかりやすく
そのボタンを押すとどうなるのか?
ユーザー目線で、ボタンを押したらどうなるか想像できるとハードルが下がります。
文脈に関係なく「ダウンロード」とだけ書かれたボタンは絶対に押したくないです。
何をダウンロードしてしまうのか?と怪しさ満点です。
ダウンロード → ○○のダウンロードを開始
詳細はこちら → 無料プランの詳細はこちら
資料請求 → 保険の資料をもらう
予約 → 部屋プランを選んで予約
CTAにユーザーのメリットを表示する
ユーザーのメリットがあればわかりやすく表示しましょう。コンバージョン率アップにつながります。
「会員になると送料無料」
「レビューを書いてポイントプレゼント」
などと書いてあると興味を魅かれますね。
「今だけ!」特別感と「希少性の原理」
「今だけ!」「期間限定」などという言葉に魅かれたことはないでしょうか。
心理学用語で、需要に対して供給が少ない、数が少ないものなどに価値を感じる心理を「希少性の原理」といいます。
「本日深夜0時までの限定価格!」
「先着100名様20%割引」
「ここでしか買えない」
魅かれますね。思わずその先を見たくなります。
「今、そのボタンを押さないと損するかもしれない」とユーザーに思わせることは効果的です。コンバージョン率アップが期待できます。
みんなに出遅れるな!大衆の心理
みんなが買っている、みんなが使っているものはいいものだ。流行に乗り遅れたくない。
のような、日本人が好みそうな大衆の心理を利用したCTAボタンも有効です。
前出の「希少性の原理」とは逆の考え方ですが、ユーザーに興味を持ってもらえる場合があるので面白いです。
CTAボタンは1画面に1つ「決定回避の法則」を避ける
重要そうな目立つボタンが複数あるとユーザーは迷ってしまいます。
選択肢が多くなると迷いに迷って逆に選べなくなってしまうという心理状態を「決定回避の法則」といいます。
CTAボタンを1つ配置してユーザーを迷わせずに誘導しましょう。
おわりに
今すぐできるCTAボタンの改善策もあると思います。
Webサイトの目的であるコンバージョン率を上げるために、ユーザーが押しやすい、わかりやすいCTAボタンに改善してみましょう。